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私的音楽大賞2004年間カテゴリの記事一覧

AGVV 私的音楽大賞 2004!!

 今年も残すところあとわずかになりました。
 振り返ってみると、この一年もアニメやゲーム、そして声優関連の楽曲が数多く世に送り出され、音楽を通じて私たちを楽しませてくれました。

 そこで、今年一年の総決算として、私が実際に購入したCDの中から、私の基準で勝手に優秀作品を決定し、アーティストの皆様に感謝の言葉を添えて、勝手に表彰させていただくことにいたしました。

 各賞を決めるにあたり、選考基準を以下のように定め、独自の判断で各賞を決定いたしました。

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総合部門


【 総合最優秀楽曲賞 】

◆「Re-sublimity」 / KOTOKO
作詞:KOTOKO、作曲・編曲:高瀬一矢、歌:KOTOKO

※出典:2004年11月17日発売、マキシシングル『Re-sublimity』(初回限定盤:GNCA-0005、通常盤:GNCA-0006)より。

『RONDO ROBE』 (レーベル公式サイト)

参考:Amazonアソシエイト




[ 総評 ]

 一言で言うならば、「本年最高傑作」と断言できるほどの楽曲。

 イントロから次第に高まるアレンジは期待を裏切らず、ともすると単調になりがちなメロディーラインを補って余りある。音色の操り方も巧みで、聴く者を飽きさせない。サビに入ると転調する独特のスタイルだが、決して強引に切り替えず上手くまとめているのも評価できる。
 また、メロディーに関していえば、特にサビはKOTOKOの歌声と相まって非常に美しいし、印象的だ。ただし、Aメロは若干インパクトに欠ける嫌いがあるように感じた。
 しかしながら、曲と詞の相性はよく、KOTOKOの歌唱力と持ち前の透明感あふれる声質も相まって、魅力的な世界を構成している。彼女の歌声なしにはこの楽曲は完成しなかったかもしれない。

 音質に関しても、ヴォーカルが多少埋もれてしまっているものの、ワイドレンジで聴いていて不快感はほとんどない。手放しで喜べるというほどではないが、このレベルであれば問題なかろう。

 聴いていて気持ちよく、何より楽しい。自然と体が動き出してしまうノリの良さも秀逸で、文句なしの堂々の授賞である。

ヴォーカル部門


【 総合優秀楽曲賞 金賞 】

◆「Re-sublimity」 / KOTOKO
作詞:KOTOKO、作曲・編曲:高瀬一矢、歌:KOTOKO

※出典:2004年11月17日発売、マキシシングル『Re-sublimity』(初回限定盤:GNCA-0005、通常盤:GNCA-0006)より。

『RONDO ROBE』 (レーベル公式サイト)

参考:Amazonアソシエイト



【 総合優秀楽曲賞 銀賞 】

◆「Beautiful Wish」 / 喜多村英梨(星羅)
作詞:三井ゆきこ、作曲・編曲:延近輝之、歌:喜多村英梨

※出典:2004年10月20日発売、マキシシングル『七つの海の物語 ~Pearls of Mermaid~』(PCCG-00655)他より。

『PONY CANYON』 (レーベル公式サイト)

参考:Amazonアソシエイト



【 総合優秀楽曲賞 銅賞 】

◆「翼はPleasure Line」 / 栗林みな実
作詞:畑 亜貴、作曲・編曲:上松範康、歌:栗林みな実

※出典:2004年1月21日発売、マキシシングル『翼はPleasure Line』(LACM-4110)より。

『Lantis』 (レーベル公式サイト)

参考:Amazonアソシエイト


【 総合優秀楽曲賞 次点 】

◆「innocent starter」 / 水樹奈々
作詞:水樹奈々、作曲・編曲:大平 勉、歌:水樹奈々
(2004年10月6日発売、マキシシングル『innocent starter』他より)

【 最優秀作詞賞 】

◆「ドライカレー」 / 植田佳奈
作詩・作曲:日向めぐみ、編曲:宮原恵太、歌:植田佳奈

※出典:2004年8月25日発売、アルバム『かないろ』(COCX-32860)より。

『コロムビアミュージックエンタテインメント(株)』 (レーベル公式サイト)

参考:Amazonアソシエイト


【 最優秀作詞賞 次点 】

◆「Ooh・La・La」 / ポアロ
作詞・作曲:鷲崎 健、編曲:村上由紀、歌:ポアロ
(2004年3月20日発売、アルバム『USO800』より)

【 最優秀作曲賞 】

◆「Beautiful Wish」 / 喜多村英梨(星羅)
作詞:三井ゆきこ、作曲・編曲:延近輝之、歌:喜多村英梨

※出典:2004年10月20日発売、マキシシングル『七つの海の物語 ~Pearls of Mermaid~』(PCCG-00655)他より。

『PONY CANYON』 (レーベル公式サイト)

参考:Amazonアソシエイト



【 最優秀作曲賞 次点 】

◆「Shangri-La」 / angela
作詞::atsuko、作曲:atsuko・KATSU、編曲:KATSU、歌:angela
(2004年8月4日発売、マキシシングル『Shangri-La』他より)

【 最優秀編曲賞 】

◆「Re-sublimity」 / KOTOKO
作詞:KOTOKO、作曲・編曲:高瀬一矢、歌:KOTOKO

※出典:2004年11月17日発売、マキシシングル『Re-sublimity』(初回限定盤:GNCA-0005、通常盤:GNCA-0006)より。

『RONDO ROBE』 (レーベル公式サイト)

参考:Amazonアソシエイト



【 最優秀編曲賞 次点 】

◆「翼はPleasure Line」 / 栗林みな実
作詞:畑 亜貴、作曲・編曲:上松範康、歌:栗林みな実
(2004年1月21日発売、マキシシングル『翼はPleasure Line』より)

【 最優秀歌唱賞 】

◆南里侑香 (FictionJunction YUUKA)
2004年7月7日発売、マキシシングル『inside your heart』(VICL-35646)他

『@Victor Entertainment』 (レーベル公式サイト)

参考:Amazonアソシエイト



【 最優秀歌唱賞 次点 】

◆谷咲ナオミ
(2004年11月25日発売、マキシシングル『大好きだよ(Into Your Heart)』他)
◆水樹奈々
(2004年10月6日発売、マキシシングル『innocent starter』他)

【 最優秀録音賞 】

◆『Moonlight』 / 勝木ゆかり (S.E.N.S.)
2004年8月4日発売、マキシシングル『Moonlight』(VICL-35693)

『@Victor Entertainment』 (レーベル公式サイト)

参考:Amazonアソシエイト


【 最優秀録音賞 次点 】

◆『inside your heart』 / FictionJunction YUUKA
(2004年7月7日発売、マキシシングル『inside your heart』)


[ 総評 ]

 こうして改めて全体を眺めて見ると、今年は後半に入ってからの楽曲に勢いがあったように思う。
 「優秀楽曲賞」の金賞と銀賞はいずれも後半にリリースされた楽曲であるし、他の各賞も軒並み後半にリリースされた楽曲が占める結果となった。

 そんな中、1月に発売された栗林みな実の「翼はPleasure Line」は、今年最初に強烈なインパクトを与えてくれた楽曲として健闘したといえる。
 リリース直後は、「この楽曲を超えるものは当分出ないのではないか」とさえ思えた曲で、特にストリングスとドラムのアレンジには感服。メロディーラインも素晴らしく、記憶に残る名曲である。

 名曲といえば、アニメ『ぴちぴちピッチ ピュア』の挿入歌という制約があるにもかかわらず、とても美しいメロディーを紡ぎ出した「Beautiful Wish」には驚かされた。
 あの旋律にあのハーモニーを重ねるところはまさに絶品で、他の楽曲などものともせず「最優秀作曲賞」の授賞となった。私は今でもヘビーローテーションで聴いているほどである。

 作詞に関しては、自分自身で作詞をしないこともありかなり迷ったのだが、第一印象が最も強かった植田佳奈の「ドライカレー」を「最優秀作詞賞」として選んだ。
 この詞はとても切ない一面がある一方で、それまでの感謝の気持ちや今後への決意が詠われており、本当に心に沁みる。素直でストレートな表現も好印象だ。

 「最優秀歌唱賞」は、実力が拮抗していたため次点を選ぶのにかなり苦労したが、最終的に現在の形に収まった。
 授賞した南里侑香は、透明感のある声はもちろんのこと、表現力、唄い回しなど、どれも目を見張る実力を持っている。今後も要注目のアーティストのひとりであるといえよう。

 音質面ではビクターの作品が他を圧倒。特に『Moonlight』は、音そのものはもちろんのこと、ワイドレンジかつ空間の広がりが見事に表現されており、他を寄せ付けず今回の授賞となった。
 ビクター以外のレーベルでは、パイオニアLDC時代の流れを汲んだジェネオンが健闘したが、ビクター勢を脅かすまでには至らなかった。

インストゥルメンタル部門


【 総合優秀楽曲賞 】

◆「メイン・テーマ」 / 増田俊郎
作曲・編曲:増田俊郎

※出典:2004年3月3日発売、アルバム『十兵衛ちゃん2 -シベリア柳生の逆襲- オリジナルサウンドトラック ~気付けば音楽聴いていた~』(KICA-633)より。

『StarChild』 (レーベル公式サイト)

参考:Amazonアソシエイト


【 総合優秀楽曲賞 次点 】

◆「序章 -はじまり-」 / 斉藤恒芳
作曲・編曲:斉藤恒芳
(2004年10月27日発売、アルバム『Fafner in the azure -NO WHERE-』より)

【 最優秀作曲賞 】

◆「メイン・テーマ」 / 増田俊郎
作曲・編曲:増田俊郎

※出典:2004年3月3日発売、アルバム『十兵衛ちゃん2 -シベリア柳生の逆襲- オリジナルサウンドトラック ~気付けば音楽聴いていた~』(KICA-633)より。

『StarChild』 (レーベル公式サイト)

参考:Amazonアソシエイト


【 最優秀作曲賞 次点 】

◆「pastel pure」 / 片倉三起也
作曲・編曲:片倉三起也
(2004年2月6日発売、マキシシングル『「マリア様がみてる」主題歌CD』他より)

【 最優秀編曲賞 】

◆「メイン・テーマ」 / 増田俊郎
作曲・編曲:増田俊郎

※出典:2004年3月3日発売、アルバム『十兵衛ちゃん2 -シベリア柳生の逆襲- オリジナルサウンドトラック ~気付けば音楽聴いていた~』(KICA-633)より。

『StarChild』 (レーベル公式サイト)

参考:Amazonアソシエイト


【 最優秀編曲賞 次点 】

◆「序章 -はじまり-」 / 斉藤恒芳
作曲・編曲:斉藤恒芳
(2004年10月27日発売、アルバム『Fafner in the azure -NO WHERE-』より

【 最優秀録音賞 】

◆『十兵衛ちゃん2 -シベリア柳生の逆襲- オリジナルサウンドトラック ~気付けば音楽聴いていた~』 / 増田俊郎
2004年3月3日発売、アルバム『十兵衛ちゃん2 -シベリア柳生の逆襲- オリジナルサウンドトラック ~気付けば音楽聴いていた~』(KICA-633)

『StarChild』 (レーベル公式サイト)

参考:Amazonアソシエイト


【 最優秀録音賞 次点 】

◆2006/1/5追記
只今、再選考中です。
大変申し訳ございませんが、今しばらくお待ち下さい。


[ 総評 ]

 「インストゥルメンタル部門」は選考対象楽曲が少なかったこともあり、固定楽曲が各賞を総なめする形になった。

 アニメ『十兵衛ちゃん2 -シベリア柳生の逆襲-』の「メイン・テーマ」は、音楽的にも音質的にも他の楽曲を圧倒。
 体中に響く重低音の中、バイオリンの音色がとても艶やかで美しく、ツボを押さえたアレンジも聴いていて爽快。上から下まで伸びやかに再生される音質とも相まって、非常に優れた楽曲に仕上がっている。

 その他で注目したいのが、アニメ『蒼穹のファフナー』のBGM。ワルシャワ・フィルの奏でる音楽は劇中でも映え、オーケストラサウンドのよさを改めて実感させてくれる作品である。

特別功労賞


【 特別功労賞 】

◆岡崎律子
2004年12月29日発売、アルバム『for RITZ』(KICS-1089)他

『岡崎律子Book』 / 岡崎律子さん(ご本人公式サイト)
『StarChild』 (レーベル公式サイト)

参考:Amazonアソシエイト



[ 総評 ]

 2004年5月5日――。
 本当に突然、彼女は旅立ってしまった。

 あの日からもうだいぶ時間は流れたが、彼女と、彼女が係わった作品たちの記憶は薄らぐことを知らない。それは、彼女自身、そしてその楽曲の素晴らしさを暗に示しているものといえよう。

 彼女の残してくれたものは、あまりにも偉大で尊いものだ。
 そんな彼女へ、特別な賞を捧げたいと思う。

 これからも、彼女のメロディーは永遠に色褪せることはないだろう。

 この場を借りて、改めて彼女の冥福を謹んでお祈り申し上げたい思う。

選考を終えて

 改めて一年を振り返るという作業は、大変ではありましたが有意義なものであったと思います。今年は良作に恵まれていたということもあり、楽しみながら2004年を顧みる事ができました。

 以前からこの企画をやってみたいという気持ちはありましたが、実際に優秀楽曲を選ぶとなるとなかなか難しいものです。本当にひとつに絞れるだろうか、という不安は最後まで消えませんでしたが、最終的には自分で納得できる形になったと思っております。
 素晴らしい楽曲というものは、やはり記憶にしっかりと刻み込まれるものです。これからも思い出して聴きたくなる時がくる、そんな楽曲ばかりを選んだつもりです。


 自己満足でも構わない。少しでも多くの方に、私が出会った名曲たちのことを伝えたい――。


 その想いだけで、やってみようと決めた『AGVV 私的音楽大賞』。
 私のその気持ちが、ここをご覧下さっている方々に、そして楽曲制作に携わっていらっしゃる方々に、一滴だけでも届いたのなら幸せです。


 ――来年も、素敵な楽曲たちに出会えることを信じて。

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プロフィール

管理人:みかずき

 声優ファン歴約15年。比嘉久美子さん、藤村歩さん、金元寿子さんを愛しています。オーディオ歴、クルマ歴も同じくらいです。

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