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JBL ONBEAT VENUE LT の箱

 iPhone5 を充電しながら快適に音楽を聴くことができる、Lightningコネクタ搭載のBluetoothスピーカー『JBL ONBEAT VENUE LT』を購入して、約2ヶ月がたちました。

 毎日のようにこのスピーカーを使っていることもあり、音の傾向や使用感などもつかめてきましたので、今回は『JBL ONBEAT VENUE LT』をレビューしてみたいと思います。


 まずは、外観からチェックしてみましょう。

JBL ONBEAT VENUE LT 正面  裏面

横  上面

 商品説明などの写真を見たときには、かなり横に幅広いのかなぁ、と思っていたのですが、想像よりは小さく——といっても、コンパクトサイズではありませんが——、ギュッと凝縮されている印象です。

 正面の、iPhone などを立てかける部分のゴムには違和感を覚えますが、スッキリとしたデザインは悪くありません。端子もボタンも必要最低限のものしかなく、説明書なしでも機能をある程度把握できます。


JBL ONBEAT VENUE LT の端子部分を出した状態  端子部分を横から見たところ

 Lightning端子がある部分は、高級車のようなプッシュオープン式(!)になっていて、簡単に出し入れができるようになっています。

 ただ、結構深く強く押し込まないといけないので、本体を押さえていないと開閉できないのが残念。高級感があるだけに、片手で操作できないのは惜しいポイントです。


JBL ONBEAT VENUE LT の端子部分のアップ

 端子自体が完全には固定されておらず、前後に遊びがあるおかげで、脱着時に折れてしまう危険性は低いです。これは、嬉しい配慮。


JBL ONBEAT VENUE LT に iPhone5 を装着した状態  iPhone 装着時に横から見たところ

 iPhone5 を装着してみても、グラつき等もなくしっかり固定されます。横から見ると、iPhone が少し後ろに寝ていて、スピーカーに寄っかかっているのがわかります。

 黒いスピーカーに白い iPhone は似合わないかなぁ、と不安に思っていたのですが、むしろ白がアクセントになっていい感じになりました。


 さて、ここからは音質について書いていきたいと思います。


 Lightning端子に接続して再生してみると、一聴してクリアで引き締まった音だというのがわかります。定位もカッチリしており、S/N感良好。解像度も高く、Hi-Fiな音を聴かせてくれます。ただ、スケール感は乏しく、サイズなりといったところです。

 BT接続時は見通しが悪くなり、薄いヴェールをまとったようなスッキリしない音になってしまうので、メインはやはりLightning端子に接続しての使用になるかと思います。

 ちなみに、このスピーカーから出る音はかなり鋭いので、長時間のリスニングでは疲れます。音が痛いです。なので、適度な音量と距離を保つのがよいと思います。


 せっかくなので、私が最近聴いている楽曲の中から、何曲か選んで試聴してみた感想を書きたいと思います。


 まずは、『ちはやふる2 オリジナル・サウンドトラック』より、瀬戸麻沙美さんが歌う「茜空」を試聴。

 ヴォーカルが埋もれず、しっかり前に出てきてくれます。低音も豊かに鳴りますね。レンジも広く、好印象。ただ、全体的に小さくまとまってしまうのが惜しいです。

 同じサントラでインスト曲も聴いてみたのですが、こちらは奥行きまで表現されますね。残念なのは、ストリングスの生っぽさが失われてしまうこと。音に説得力が欲しいところです。


 次に、StylipS の「Choose me♡ダーリン」を聴いてみます。

 クリアで楽しい音ですね。抜けが良いです。思いの外、左右への広がりがあって好印象。きちんと、メインヴォーカルが前に、コーラスが奥に、それぞれ位置してくれるのもグッドです。


 続いて、iTunes Store からダウンロードした、あんこうチームの「Enter Enter MISSION!」を試聴してみましょう。

 軽快な音。CDから Apple ロスレス で取り込んだ先程までの楽曲と比べると、明らかにレンジが狭いです。というか、その音質差をそのまま再生してくれるというのは、素晴らしいことです。このスピーカーの実力を物語っているように思います。


 最後に、Suaraさんの『The Best 〜タイアップコレクション〜』より、「キミガタメ」(Pure version)を聴いてみることに。こちらは、CD層を取り込んだものを試聴しました。

 この曲だと、楽器の生々しさがそれなりに伝わってきます。ヴォーカルも澄んでいますね。S/N感はかなり良好。Dレンジも広く、大サビ後の盛り上がりはグッドです。


 ここで、「キミガタメ」(Pure version)をサンプルに、「MOVIEモード」と「BASSモード」を試してみました。


 「MOVIEモード」では、中高域に音の広がりが出て、ヴォーカルが聴き取りやすくなります。他方、「BASSモード」では、低域の重量感が増しますが、音像が膨らんでしまいました。

 ちなみに、両方を同時にオンにすることもできるので、そちらも試してみましたが、単純にそれぞれの特性が合わさった感じになります。


 蛇足ですが、このスピーカー、音楽だけでなく、iPhone のありとあらゆる音を再生することができます。

 YouTube やニコニコ動画の音声から、ゲームの音、さらにはロック解除の音まで(笑)、聴こうと思えば何でも聴けます。お試しあれ。


 最後に、私が遭遇した不具合についても書いておこうと思います。

 これまで経験した不具合は、iPhone が充電されていない状態で電源が落ちていたことが2回、再生中に突然スピーカーがスリープ状態になったことが1回の、計3回。それ以外は、いたって健康で、安定して使えています。


 私のレビューで書き切れなかったことは、『Joshin web』さんの試用レポートに載っていたりしますので、そちらも参考になさって下さい。

 ちなみに、私は『Joshin web』で購入させていただきました。ありがとうございました。


 そんなこんなで、かなりの実力の持ち主である、この『JBL ONBEAT VENUE LT』。スケール感の小ささを許容できるのであれば、ハイクオリティな音を聴かせてくれる優秀なスピーカーだと言えます。

 ふわっとした優しさはありませんが、Hi-Fiなクリアで引き締まった音質を好まれるのであれば、ぜひ第一候補として検討されてみてはいかがでしょうか。


JBL ONBEAT VENUE LT | JBL by HARMAN

ONBEATVENLTBLKJN | JBL | Lightningコネクタ搭載 Bluetooth対応スピーカー(ブラック) (Joshin web インターネットショッピング 家電・PC・ホビーの大型専門店)
試用レポート: Lightningコネクタ搭載 Bluetoothスピーカー 「JBL ONBEAT VENUE LT」

Jeff Rowland D.G. Capri + Model 102

Jeff Rowland D.G. Capri + Model 102

 今年3月に導入して以来、しばらくオーディオ迷路にハマっていたのですが、最近は落ち着いて聴けるようになりましたので、改めてレビューしてみたいと思います。


 このアンプの魅力は、何といっても圧倒的な静寂の中に描き出される、艶かしい音場でしょう。

 とにかくS/N感は抜群で、背景に一点のにじみも感じさせないほど。その静寂の中から浮かび上がる音は、外観とは裏腹に、金属っぽさはなく、むしろ温もりのある色っぽいものです。前に使っていた KRELL の KAV-400xi と比べると、S/Nの差は歴然。力強く伸びのある低域や、モノラルアンプに近いセパレーションの良さなどとも相まって、非常に気持ちよく音楽を聴かせてくれます。

 一時期、かなり耳障りだった音のピークも、鳴らしているうちにほぐれてきて、今ではさほど気にならないレベルになりました。ちなみに、あれこれいじっていたスピーカーの位置は、元の場所が一番良好だったので、結局そこに落ち着いております。


 使い勝手はというと、悪いというほどではありませんが、不満点はいくつかあります。

 まず、電源スイッチがないので、セッティングを変えたりする場合は、いちいち電源ケーブルを抜き差しする必要があります。作業が大変なのはもちろんのこと、コンセントに差し込んだ途端に電源が入るというのは、あまり気分のよいものではありません。近々登場するグレードアップ版のSタイプには、電源スイッチが装備されるということですので、やはり要望は多かったのかもしれませんね。

 それから、省エネは結構なことなのですが、フロントパネルのLEDが小さすぎて、斜めから見た時にどれが点いているのか判りにくいのも不便です。Model 102 は常時点灯が基本なので問題ないのですが、Capri はセレクターの位置が瞬時に判断できなかったり、ミュートしているのかどうかが見分けられなかったりと、覗き込まなければならない場面が多いです。

 あと、リモコンが付属しているのはありがたいのですが、ボタンのクリック感が固めなので、意図せずボリュームが一気に上がってしまうこともあり、少々気をつかいます。

 このあたりの不満が解消されると、満足度がかなりアップすると思いますので、今後の改良に期待ですね。


 今回は、プリとパワーを同時に導入したため、個々のレビューはできませんが、Capri と Model 102 の組み合わせで聴く音楽は、冒頭でも触れたとおり、とにかく背景が静かで色っぽく、鮮度が高いです。

 「音楽再生の根源的要素はディティール表現にこそ宿る」。

 ジェフ・ロゥランドの哲学は、Capri と Model 102 にも確実に受け継がれています。


『大場商事株式会社』 (輸入代理店公式サイト)

Cardas Golden Reference

 今のシステムを構築し始めた頃から、ラインケーブルは SAEC の SL-3030 を愛用していて、それなりに満足していたのですが、より立体的な音場感を求めて、数年ぶりにケーブルを買い換えました。

 学生の時分には、ケーブルに10万もかけるなんてありえない、と思っていたのですが、人間変わるものですね。自分の理想の音により近づけるため、思い切って Cardas の Golden Reference を購入。安くなったとはいえ、1.0mで15万もするケーブルに手を出す日が来るなんて。おかげで、財政はさらに悪化したわけですけども(苦笑)。


 さて、そのカルダスのゴールデンリファレンス、購入当時は UNIDISK 1.1 - KAV-400xi 間に使用していたのですが、一聴してわかる音場の広さは圧巻。奥行きがグッと広がり、立体感あふれる音が眼前に展開されるようになりました。また、一音一音に芯の太さが感じられるようになり、骨格がしっかりした印象です。

 決してクリアで抜けの良い音ではありませんので、明るさを求めると期待はずれに終わると思いますが、柔らかで耳に刺さるようなキツさがなく、長時間音楽に浸るにはうってつけ。S/N感はそれほど向上したように感じられないのですが、余韻や無音部での空気感などもしっかり表現してくれますし、今までマスキングされていた音が数多く聴こえるようになり、解像度も飛躍的に向上。

 自己主張をしないタイプのケーブルなので、取り立てて「これ」という特長はないものの、音の質は格段に向上しましたし、豊かな音場を聴かせてくれるようになり、私の狙いどおりの変化となりました。


 金額が金額だけに、誰にでもというわけにはいきませんが、音場感に不満のある方は試してみる価値はあると思います。ただ、事前の試聴はお忘れなきよう。私のように、行き当たりばったりで「当たり」というケースは、そう多くはないと思いますので……。

 音は価格に比例しない、というのは百も承知の上ですが、それでも、高ければ高いだけの音が出てくるんだなぁ、と実感させられた一品です。


『大場商事株式会社』 (輸入代理店公式サイト)

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プロフィール

管理人:みかずき

 声優ファン歴約15年。比嘉久美子さん、藤村歩さん、金元寿子さんを愛しています。オーディオ歴、クルマ歴も同じくらいです。

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